15万円を消費者金融と銀行で借りるときの金利の差を計算しよう

消費者金融と銀行のローンでは金利に大きな差があるとよく聞くのですが、具体的にどれぐらい差があると考えておけばいいでしょうか。金利の計算が苦手な私にもわかるように教えてください。

返済期間が長期になるほど数%の差が大きくなります

いまの時代、計算が苦手でも便利なものがありますので、ぜひお試しください。それは消費者金融各社、銀行などにあるシミュレーションです。一般的な金利計算のシミュレーションもいいのですが、金利の計算方式が実際と違うと結果も少し変わってきてしまうので、そもそも金利の計算が苦手なら、各社のシミュレーションで単純比較するのがわかりやすいと思います。

たとえば、実質年利18%で借りるよりは、4%で借りた方が得、ということは明らかだと思います。ところが、どれだけの差が出るのかを実感したいと思ったら、単純に18から4を引いて、差が14%もあるから、というだけではわかりにくいのが現状です。

また、返済の条件によっても総額(元本と金利手数料の総額)は変化します。元利均等という返済方法では、最初に借りた金額とそこから割り出した金利を、毎月均等に返済していき最後の月に端数を返済します。リボ払いと似ていますが、リボはいつでも好きなだけ返済できる点が違い、そのため残高に対して金利手数料がかかる方式です。このため返済期間が長くなる(残高が多い期間が長い)とそれだけ金利手数料が大きくなります。

そのことを含めて比較してみましょう。たとえば15万円を借りる場合で、銀行のフリーローンならどうでしょうか。たとえば三井住友銀行のフリーローン(無担保型)は、年利5.975%。ただし変動金利型です。仮に金利はこのままだとすれば、毎月6,646円。24回で総額は159,487円です。

一方、プロミスではどうでしょう。年利は17.8%。銀行との差は11.825%。これがどういう差となって現れるでしょうか。同様に24回での返済とします。毎月7,474円。そして総額は179,367円です。

毎月の返済額はわずか828円の差です。借りやすさから比較すると、それほど大きな差とは言えません。つまり、毎月返済する金額として考えたときには、金利差がそれほど大きな差だとは実感できない程度なのです。

これは借入額が15万円だからとも言えますが、やはり通常、「ちょっと現金が足りない」といったニーズに対応するものとして考えた場合、このぐらいの金額がリアルなのではないかと思います。

ただし、総額はどうでしょう。2年で返済して19,880円の差が出ます。これは大きいと思う人も多いと思います。ですが、返済計画を見直して、早期に返済していけばこの差は縮まります。消費者金融で借りると、さまざまな返済方法があるので、手軽に早めに返済していくことができます。

生活費が足りなくて15万円借りるときに便利なキャッシング

就職や進学をきっかけに、一人暮らしを始める方は多いですが、いざアパートやマンションを見つけて引越し、家具や家電を買い足したりしていくと、途中でお金が足らなくなってしまうことがあります。まだ若い年齢の方の場合は、給料も少ないでしょうから、貯金もほとんどないはずなので、そんなときは途方に暮れてしまうかも知れませんね。とはいえせっかく自立したばかりで、いきなりお金を借りに戻るというのもみっともないことですから、そんなときにはキャッシングで乗り切るようにしましょう。

銀行や消費者金融などのローン会社に10万円か、15万円ほど借りると、次の給料日までは持つはずなので、試してみると良いでしょう。15万円を誰かに借りようと思うと、相手にかなり気を使わなければなりませんが、ローン会社ならそんな気を使う必要はありません。申し込みを行い、審査に受かりさえすれば、すぐに快く貸してくれるので、誰にも気を使わなくて済むので便利です。

キャッシングの使用用途はフリーなので、生活費が足りない場合はもちろん、飲み会や合コンに行くお金がないときや、冠婚葬祭に出席しなければならないとき、ショッピング中に欲しいものを発見したときなど、どんな目的に使ってもかまいません。一人暮らしは頼れる人も少ないし、お金が足りなくなるようなことは頻繁にあるでしょうから、困ったときはすぐにキャッシングに頼るようにしましょう。

キャッシングの利用条件はどのローン会社であっても、20歳~65歳前後の方で、毎月安定した収入があること、というところがほとんどなので、この条件さえ満たしていれば、正社員でなくても融資を受けることが出来ます。派遣社員やパート、アルバイト、自営業の方でもOKですし、低額融資の場合は収入証明書も必要ないので、誰でも気軽に利用できるのが魅力です。ただし本人確認書類として、運転免許証や健康保険証のコピーは必要なので、それだけは事前に用意しておくようにしましょう。

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